「真夏の雪だるまー寛政捕物夜・19」第六夜をカクヨムにアップしました。

北町奉行の小田切土佐守の大岡裁きは、江戸の庶民のよく知るところとなった。
ということは、ひと月以内に、植辰が吉乃の身請け金を作ると悪党にも知れ渡ったことになる。
そこに大金があれば、何があろうともそれを奪いに行くのが悪党の性。
草木も眠る丑三ツ時(午前2時)、中野の植辰の母屋で独り身の若い衆は一階の大広間で、女房を早くに亡くした大旦那の辰五郎はひとり奥座敷で寝入っていた。
心張り棒など難なく外した四人ほどの盗賊が音もなく忍び入った。
【「真夏の雪だるまー寛政捕物夜話・19」第六夜から】
第六夜をカクヨムにアップしました。
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